ゲームクリエイターのやりがいは、やはり自分が制作に携わった作品が実際に商品としてリリースされる時でしょう。また、その作品が多くの方に愛され、ヒットするという時には非常にやりがいが感じられますね。
ゲームは時代を超えても「名作」として語られるものも多いコンテンツですから、自分の仕事が何十年も先までプレイヤーに愛されるということは非常に大きな喜びとなります。
また、最初はゲーム制作の中でも先輩クリエイターのサポートが中心となるでしょうがスキルアップをすることで信頼を勝ち得てチームの中心メンバーに選ばれるということもやりがいにつながります。より大きな仕事をするほうが、ゲーム制作に関する喜びもたくさん味わうことができるでしょう。
著名なゲームクリエイターとして多くの方がまず思い浮かべるのは、ドラゴンクエストシリーズで大ヒットを飛ばした堀井雄二氏でしょう。ロールプレイングゲームというジャンルを初心者にもわかりやすく、プレイしやすくしたことが評価されました。
また、スーパーマリオなどで任天堂ゲームに一大ブームを巻き起こした任天堂の宮本茂氏も日本を代表するゲームクリエイターです。ドラクエと双璧を成すRPG、ファイナルファンタジーシリーズを手がけた坂口博信氏など、ゲーム会社から独立して新しい会社を起こすタイプのゲームクリエイターもいます。
堀井氏については異色の経歴で、もともとゲームクリエイター志望ではなかったところ、コンテスト入賞からゲーム業界で有名になっていきました。
ゲームクリエイターとして成功するにはゲームが好きであることと同時に、いろいろなことに好奇心旺盛で興味を持って学習できる、知識を収集できることが大切です。これは面白いゲームを作るためのセンスを形成する非常に大切な部分となるでしょう。
また、ゲーム制作はかなり長時間のチームによる協力作業が求められるので、チームプレイの精神を持ち粘り強く作業にあたることができる素質も重要です。時には仕様変更などで、一度やった仕事をもう一度やり直さなければいけないということもあります。
そういった際も、求められた仕事をしっかり行っていくことが大切ですね。責任感が強く、自分の仕事を最後までやりきるという強い気持ちを持っていることも大切です。